奨学金が全額補助されます。 愛媛県上島町
全国の自治体情報です。(いずれも時事通信より)
1 Uターンで奨学金全額補助 卒業10年以内に<愛媛県上島町>
- 愛媛県上島町は、人口減少対策の一環で、愛媛銀行と連携して新たな奨学金制度を創設
- 町内の同行支店限定の奨学金制度を利用して高校や大学などに進学し、卒業10年以内にUターンすれば、町の基金で元金を全額補助する。
- 利子分はUターンの有無にかかわらず、町が負担する。
- 同行奨学金のローンを返済しており、卒業後10年以内に町に住民登録し、その後転出しないことが利用条件
- 転出すると補助金交付は打ち止めとなる。町税などの滞納者は対象外
(以上 時事通信より)
https://www.town.kamijima.lg.jp/uploaded/attachment/3416.pdf
愛媛県上島町(かみじまちょう)は、瀬戸内海に浮かぶ島々からなる町で、人口は7,000人ほどの町です。
町の担当者いわく、高校進学や大学進学で町外へ出た若者がUターンするケースはほとんどいないとのこと。
このままでは、先細るだけとの危機感から、このような充実した支援制度を始められたと思います。
ただ、基金の原資がきちんと確保できるかということが課題ですね。
ふるさと納税の活用や地元企業からの寄付で原資を積み立てるとのこと。
ご賛同いただける方は、ふるさと納税で応援しましょう。
2 AED設置、全コンビニに拡大 <東京都荒川区>
- 荒川区は2018年度、区内にある24時間営業のコンビニエンスストア全82店舗への自動体外式除細動器(AED)設置を完了させる。
- 心肺停止状態の傷病者が発生した場合、素早く救命活動が行えるよう、夜間や休日でも使える環境を整える。
- 区がこれまで設置したAEDは現在、小中学校や福祉施設、町会会館などに計315台
(以上 時事通信より)
24時間365日、いつでもAEDが使用出来るよう整備することは、大変すばらしいことですね。
オリンピックもあり東京を訪れる人が多くなることから、より安全を確保することは大切なこと。
24時間365日、いつでもAEDが使用出来るよう整備することは、大変すばらしいことですね。
問題は、いざという時にAEDが適切に使えるかどうか。
AEDを使わなければいけない場面は、おそらく、一生に一度あるかどうかだと思います。
せっかくコンビニに設置するなら、あわせて、コンビニの従業員が適切に使えるよう、講習等を実施していただきたいですね。
3 活動補助に最大100万円<兵庫県丹波市>
- 丹波市は、市民団体などが行う市の魅力発信活動の経費について、最大100万円を補助する支援制度を2018年度から開始
- 民間のアイデアを生かして市の認知度を高める試みで、観光客や定住人口の増加につなげたい考え。
- 19年度までの2年間で、総額1850万円の事業費を確保
- 市は補助対象として、地元農産物のレシピ集、市の魅力を発信する動画の制作などを想定
- 2年間の継続事業で、計100万円を上限に経費の3分の2を補助
- 一方、伝統工芸の体験、山歩きツアーといった手軽な活動を対象とした補助金も用意。年間5万円を上限に経費の3分の2を支援
- 対象者は、自治会や市内の農業団体、市民団体のほか、市内に本店や支店を置く法人など
- 2月末まで申請を受け付ける。
(以上 時事通信より)
最大100万円補助を受けられるのは魅力的ではないでしょうか。
丹波市を含む丹波地域は、黒大豆や小豆、マツタケなどが名産であり、売り込むネタはいろいろあると思います。
期待どおりの効果が表れるかどうかですが、「我こそは!」と思われる方、積極的に申込されたらいいのではと思います。