要点はココ! プチ活字中毒者の乱読日記

図書館の本を読み尽くしているプチ活字中毒者です。読むジャンルは偏ってますが、読書する時間のない人に、本の要点を紹介します。

衛生管理者資格試験を受けます。(その1)

職場の衛生管理者にならないといけなくなりそうです。

ということで衛生管理者試験(第1種)の資格を取得するために、勉強を始めることとしました。

 

衛生管理者は、常時使用する労働者数が50人以上だと必ず選任しないといけないことになっています。

最大で、3000人を超えると6人以上の衛生管理者を選任しなければいけません。

 

私みたいに、職場の都合で衛生管理者資格を取得しないといけない人も多くいると思います。

 

そこで、私の勉強の進捗状況を紹介することで参考にしてもらうとともに、途中で挫折しないよう「励み」にしたいと思います。

 

衛生管理者資格の合格のポイントを見ると、

「過去問を徹底的にこなすこと」

が言われています。

 

そこで私も過去問を中心に勉強をすることとしました。

 

まずは、労働生理からの正誤問題です。

 

呼吸運動は、気管と胸膜の協調運動によって、胸郭内容積を周期的に増減させて行われる。

 
 
答え(×)

横隔膜や肋間筋などの呼吸筋が収縮・弛緩を繰り返すことで、肺を囲む容積が変化します。

 

 

★肺胞内の空気と肺胞を取り巻く毛細血管中の血液との間で行われるガス交換は、外呼吸である。

 

答え(〇)

酸素を運んだ毛細血管が、各細胞に酸素を届け、細胞中の二酸化炭素を受け取ることを「内呼吸」といいます。

 

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★成人の呼吸数は、通常、1分間に16~20回であるが、食事、入浴や発熱によって減少する。 

 

 答え(×)

呼吸数は食事や入浴によって増加します。

 

 

★呼吸に関与する筋肉は、間脳の視床下部にある呼吸中枢によって支配されている。
 

答え(×)

脳幹の延髄に呼吸中枢はあります。

 

 

★血液中に二酸化炭素が増加してくると、呼吸中枢が抑制されて呼吸は浅くなり、回数が減少する

 

答え(×)

血中の二酸化炭素が増えると呼吸数は増加します。

 

 

次の問題

 

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★血管アは静脈であるが、動脈血が流れる。
 
 
 

答え(×)

流れている血液は静脈血。(血管自体は肺動脈です。)

※(静脈血)
 全身に酸素を供給した後の、二酸化炭素を多く含んだ血液のことで、動脈血に比べて黒ずんでいます。

 

 

★血管ア~カを流れる血液のうち、二酸化炭素を最も多く含む血液は、血管イを流れる血液である

 

答え(×) 

図イに流れている血液は、動脈血で肺から酸素を受け取ったばかりなので、酸素をもっとも多く含んでいます。

 

 

★血管ウを流れる血液は、血管イを流れる血液に比べて酸素を多く含む。

 

答え(×)

図ウに流れている血液は、静脈血で各組織に酸素を送り、二酸化炭素を受け取っているので、二酸化炭素が多く含まれています。

 

 

★血管カを流れる血液は、血管エを流れる血液に比べて尿素を多く含む。

 

答え(×)

血液は図でいうと、右から左に流れ腎臓を通るため、ろ過され尿素は少ないので、誤りです。

 

 

★血管ア~カを流れる血液のうち、食後、ブドウ糖を最も多く含む血液は、血管オを流れる血液である。

 

答え(〇)

ブドウ糖などの栄養素は消化管から吸収され、肝臓に運ばれるので、正しいです。

 

 

これからどんどん進んでいきます。