要点はココ! プチ活字中毒者の乱読日記

図書館の本を読み尽くしているプチ活字中毒者です。読むジャンルは偏ってますが、読書する時間のない人に、本の要点を紹介します。

正社員の割合が低下しています。

4月7日の日経新聞に注目したい記事が掲載されていましたので紹介します。

 

正社員の割合低下 人数は増加 女性けん引

  • 終身雇用が揺らぎ、正社員の割合は低下傾向
  • 総務省の労働力調査によると、正規の職員・従業員数は2019年平均で3494万人。雇用者(役員除く)全体に占める割合は61.7%と0.4ポイント下がった。03年に70%を下回り、その後も緩やかな低下傾向が続く。
  • ただ、人数は前年から18万人増えた。
  • 若者やシニアを中心に、非正規で働く人の増加ペースは正規を上回る。19年は2165万人と45万人増えた。
  • 雇う側の事情も大きいが、働く側も変わる。現在の雇用形態を選んだ理由を聞くと、「自分の都合のよい時間に働きたいから」が625万人と最多。「正規の仕事がないから」も236万人いるが、男女とも減った。
  • 副業を容認する職場が増え、フリーランスで働く人にも注目が集まった。内閣府が初めてまとめた推計ではフリーランスは306万~341万人(副業含む)と働く人の5%程度に達する。
  • 影を落とすのが新型コロナウイルスの感染拡大。補償の乏しさなど非正規・フリーで働く課題が改めて浮き彫りになった。
  • 日本総合研究所の山田久副理事長は「短期的に見ればフリーの仕事は減る可能性が大きい。ただネットビジネスの広がりなど産業構造は変化し続けている。中長期的に多様な働き方が広がる潮流に変わりはないだろう」と指摘

 

<以上、日経新聞より>

 

この傾向は、ますます進んでいくと思っていましたが、今回のコロナの影響により変化する可能性がありますね。

 

「やっぱり、有事の際は正社員のほうが安心」

と思う人が増えるかも。

 

一方で、感染防止のため、テレワークを導入する企業も増えています。

「会社にいなくても仕事は可能」と思う人が増え、その人たちがどう行動するか注目したいですね。

 

今回のコロナの影響で、働き方が変わっていくのかどうか。

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