要点はココ! プチ活字中毒者の乱読日記

図書館の本を読み尽くしているプチ活字中毒者です。読むジャンルは偏ってますが、読書する時間のない人に、本の要点を紹介します。

読書日記

2020年の論点100 読みました。

「2020年の論点100」(文藝春秋)を読みました。 毎年年末に発行されるものでこれまでも紹介しましたが、今年も参考になった論点を紹介します。 文藝春秋オピニオン 2020年の論点100 (文春ムック) 作者: 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2019/11/0…

未来の透視図 目前に迫るクライシス2040

未来の透視図「目前に迫るクライシス2040」(河合雅司 著)を読みました。 河合雅司氏は「未来の年表」の著者であり、今回の著書は、未来の年表の内容をよりわかりやすくするため、図表やグラフを盛り込んだに著書になっています。 河合雅司の未来の透視図 …

「誰の味方でもありません」を読みました。

「誰の味方でもありません」(古市憲寿 著)を読みました。 題名の意図は、 「正論」を疑ってみること。 いくら正論といえども、時代や環境が変われば「正しさ」は変わってしまう。 絶対的な「正しさ」を追求するのではなく、一歩引いて社会を見るくらいが丁…

人口減少しても危機はない?

「未来年表 人口減少危機論のウソ」(高橋洋一 著)を読みました。 未来年表 人口減少危機論のウソ (扶桑社新書) 作者: 高橋洋一 出版社/メーカー: 扶桑社 発売日: 2018/11/02 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 高橋氏は、テレビにもよく出演され…

AI×人口減少 これからの日本で何が起こるのでしょうか。

「AI×人口減少 これからの日本で何が起こるか 中原圭介 著」を読みました。 AI×人口減少 これから日本で何が起こるのか 作者: 中原圭介 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2018/10/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 中原圭介氏…

農山村からの地方創生。特に、学校の統廃合問題について

「農山村からの地方創生」(小田切 徳美、尾原 浩子 著)を読みました。 農山村からの地方創生 [ 小田切徳美 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > ビジネス・経済・就職 > 産業 > 農業・畜産業ショップ: 楽天ブックス価格: 1,512円 人口減少、過疎化に悩む農山…

無子高齢化 出生数ゼロの恐怖を読んで

「無子高齢化(出生数ゼロの恐怖)前田正子 著」を読みました。 「少子高齢化」というフレーズは一般的ですが、さらに進んで「無子」としている点に著者の強い危機感を感じます。 無子高齢化 出生数ゼロの恐怖 作者: 前田正子 出版社/メーカー: 岩波書店 発…

2019年の論点100を読みました。

毎年、年末近くになると文藝春秋から発行される論点シリーズ、「2019年の論点100」を読みました。 100人の方がそれぞれ意見を述べられていますが、興味を持った意見をいくつか準に紹介します。 2019年の論点100 (文春MOOK) 出版社/メーカー: 文藝…

AI時代の仕事図鑑

「AI時代の新時代」を読みました、 物語でわかる AI時代の仕事図鑑 作者: 竹内一正 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 2018/08/31 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 2030年のAI社会を想像して6つの架空の物語が書かれています。 はたしてこ…

地元で頑張る「ご当地企業」を紹介します。③

引き続き、「地元の力を生かすご当地企業」のなかで、紹介されている企業です。 www.minemineta15.xyz 1 徳武産業(香川県さぬき市) ケアシューズの日本一のシェアを持つ 他社に先駆けて高齢者が履きやすい靴を開発・販売 高齢者のニーズに応えるため靴業…

地元で頑張る「ご当地企業」を紹介します。②

前回に引き続き、「地元の力を生かすご当地企業」に紹介されています、いくつかの企業を紹介します。 www.minemineta15.xyz 1 新潟電子工業(新潟市) 長年、シャープの子会社として事業を展開してきたが、2016年に離脱 「アナログ電源」という国内のニッチ…

地元で頑張る「ご当地企業」を紹介します。

地元の力を生かす「ご当地企業」(中公新書ラクレ)を読みました。 地元の力を生かす「ご当地企業」-ビッグデータで読み解く47都道府県 (中公新書ラクレ) 作者: 帝国データバンク,中村宏之 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2018/07/06 メディア: 新書…

AIと日本企業 日本人はロボットに勝てるか。(その2)

「AIと日本企業 日本人はロボットに勝てるか」について、さらに概要を紹介します。 www.minemineta15.xyz www.minemineta15.xyz 1 子どもを産むと「得」する社会 2 混乱期を乗り越えられる人材とは 1 子どもを産むと「得」する社会 【田原氏】 いま、日本…

AIと日本企業 日本人はロボットに勝てるか。

「AIと日本企業 -日本人はロボットに勝てるか」(中公新書ラクレ)を読みました。 AIと日本企業 - 日本人はロボットに勝てるか (中公新書ラクレ) 作者: 榊原英資,竹中平蔵,田原総一朗 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2018/06/07 メディア: 新書 こ…

働き方 完全無双を読みました。

「働き方完全無双」(ひろゆき 著)を読みました。 働き方 完全無双 作者: ひろゆき 出版社/メーカー: 大和書房 発売日: 2018/04/14 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る 本書の構成を紹介しますと 序章 :まずは「個人」と…

日本でいちばん大切にしたい会社は

日本でいちばん大切にしたい会社5(坂本光司著 あさ出版)を読みました。 大切にしたい会社として5社紹介されていますが、いずれの会社も「べた褒め」です。 5社について簡単に紹介しますと 日本でいちばん大切にしたい会社5 作者: 坂本光司 出版社/メー…

知的戦闘力を向上させるジャンルについて(その2)

「その1」の続きです。知的戦闘力を向上させるジャンルについて紹介します。 www.minemineta15.xyz 1 心理学 -人間がどう感じ、考え、行動するかという「不合理生」を知る- 2 脳科学 -人間がしばしば起こすエラーを正確に理解・予測する- 3 文学 -…

知的戦闘力を向上させるジャンルについて(その1)

知的戦闘力を高める独学の技法(山口 周著「ダイアモンド社」)を読みました。 知的戦闘力を高める 独学の技法 作者: 山口周 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2017/11/16 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る 今「…

2018年 働き方はかわるのでしょうか。

「2018年日本はこうなる」(東洋経済新報社)を読みました。 国際社会・海外ビジネス 産業 企業経営 働く場 社会・文化 少子化・高齢化 地域 地球環境・エネルギー の8分野、86のキーワードについて解説されています。 2018年 日本はこうなる 作者: 三菱UFJ…

日本経済入門を読んで、2030年の日本について思ったこと。

「日本経済入門」(藤井彰夫 著 2018年1月15日 日本経済新聞出版社)を読んで思ったことを書きます。 日本経済入門 (日経文庫) 作者: 藤井彰夫 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2018/01/16 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 本書では…

「老いる家 崩れる町 住宅過剰社会の末路」を読んで思ったこと

「老いる家 崩れる町 住宅過剰社会の末路(野澤千絵 著)」を読みました。 老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路 (講談社現代新書) 作者: 野澤千絵 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/11/16 メディア: 新書 この商品を含むブログ (6件) を見る 人口減少…

凡事徹底 当たり前に真剣にやった人間が勝つ

「成功者がj実践する「小さなコンセプト」」(野地 秩嘉 著 光文社新書)を読みました。 「小さなコンセプト」とは、本書によると、「長期間守る自分との約束で、自分の行動の指針」とのことです。 本書で紹介されている方のうち、何人かの「小さなコンセプ…

こんな選挙制度、投票制度はどう思いますか?

「シルバー民主主義の政治経済学」を読みました。 民意の高齢化を反転させる投票制度改革について、3案ほど書いてありましたので、要点を紹介します。 シルバー民主主義の政治経済学 世代間対立克服への戦略 作者: 島澤諭 出版社/メーカー: 日本経済新聞出…

ホワイトカラーエグゼンプションにしたら仕事の成果があがるのでしょうか

「これからの日本の論点 日経大予測2018(日本経済新聞社)」を読みました。 その中で「政府の働き方改革で本当に生産性は上がるのか」と題した内容について紹介します。 これからの日本の論点 日経大予測2018 作者: 日本経済新聞社 出版社/メーカー: 日本経…

高齢化はビジネスチャンス

「逆説の日本経済論」の中の、小宮山宏氏(三菱総合研究所理事長 元東京大学総長)とのインタビューを紹介します。 逆説の日本経済論 作者: 斎藤史郎 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2017/10/14 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る <要点> …

人口減少 恐れるに足らず

逆説の日本経済論 斎藤史郎 著(2017/10 PHP研究所)を読みました。 13人の方とのインタビュー形式で内容が書かれているとともに、小泉進次郎氏の講演内容が掲載されています。 そのなかで、何人かの内容を紹介します。 1 八田達夫 アジア成長研究所所長…

人口減少時代の土地問題

「人口減少時代の土地問題」吉原祥子 著 2017年 中公新書 を読みました。 少し紹介します。 1 増加する不在地主 2 不動産登記制度の再考 3 国境を超える「所有者不明化」 4 どうすればいいのか 5 次世代に土地を適切に引き継ぐために 6 所有者不明土地…

2030年 雇用大崩壊

「人工知能と経済の未来 ~2030年雇用大崩壊~」井上智洋 著 2016年文藝春秋 を読みました。 関心を持った点について紹介します。 1 2045年 全ての労働者は飢える? 2 ベーシックインカムの優位性 3 財源は問題ではない 4 ベーシックインカムの試算 1 2…

5年後の働き方は(続き)

引き続き、2022年、「働き方」はこうなる(PHP新書 磯山友幸著 2017年9月発行)について、内容の一部を紹介します。 1 企業と個人が契約 2 「副業」「複業」が可能となるために 3 人材不足破綻 4 自律的な働き方が日本の働き方の基本形になる 1 企業と…

5年後の働き方は?

2022年、「働き方」はこうなる(PHP新書 磯山友幸著 2017年9月発行)を読みました。 いくつか内容を紹介します。 1 早く動いた人が勝つ 2 「正社員」は働き手にとってよい制度なのか 3 「正社員」という働き方では、もはや回らない 4 「雇用を守る」こと…