地元で頑張る「ご当地企業」を紹介します。②
前回に引き続き、「地元の力を生かすご当地企業」に紹介されています、いくつかの企業を紹介します。
1 新潟電子工業(新潟市)
- 長年、シャープの子会社として事業を展開してきたが、2016年に離脱
- 「アナログ電源」という国内のニッチ分野に特化し、技術力や開発人材を有している。
- また、自社内で開発、設計、生産、販売と必要なバリューチェーンをすべて有している。
2 光岡自動車(富山市)
- 2シーターオープンスポーツカー「ゼロワン」を発表
- 欧州の左ハンドル車市場でオリジナルカーの販売拡大に乗り出し、17年にモナコに代理店を開設
- 18年に2シーターオープンカー「ヒミコ」のフルモデルチェンジを行い、日本に続いて欧州にも新型車を投入する予定
- 地道な技術の蓄積と粘り強い営業戦略により、派手ではないものの世界市場を見据えて事業展開を図っている。
3 北國銀行(石川県金沢市)
- 2015年4月から営業ノルマを撤廃
- クライアントのためどう行動できたのか、そのプロセスを重視した評価制度を取り入れた。
- 決算書に表すことができない企業価値(知的資産、事業性評価)を評価に加えることとなり、クライアントのビジネスモデルを深く理解
4 福島運輸(山梨県笛吹市)
- 従業員管理において、各自の燃費、高速代、荷受個数などをすべて一元管理し、全社員に開示したうえで給与計算をするなど、仕事量に応じた処遇で公平性を維持
- 運送ドライバーの仕事を数値化して開示することで、社員の安全運転、低燃費運転、集配努力などの意識を高めている。
5 奥美濃プロデュース(岐阜県郡上市)
- リサイクルトナーメーカー
- トナーカートリッジの再資源化を行い、無駄のないリサイクルシステムの構築を進めている。
- 2年ほど前から新規事業として山間部の遊休地を借りてトウモロコシとトマトの栽培を開始
- 郡上市下鳥地区のコメ(通称・大島米)や、ペレットストーブの販売も行っている。
6 京セラ(京都市)
- 稲盛和夫氏が提唱するアメーバー経営で知られる京セラ
- 社員一人ひとりに京セラフィロソフィーが根付いている。
- たとえば、取引開始や物品購入、人材育成などにおいても「人間として何が正しいか」を判断基準としている。
7 ノアインドアステージ(兵庫県姫路市)
- 全国で26校のテニススクールを展開
- 顧客満足向上のために現場主義、お客様感動、360度笑顔、など7つのファクターをもとにしたノアイズムと呼ばれる行動指針を浸透
8 広島市信用組合(広島市)
- 「お金は貸すものではなく、使っていただくもの」という本業重視のシンプルかつ徹底した営業戦略
- 「融資は決済の申込から3日で判断」をモットーに中小企業を支援
- 理事長が規模の大小を問わず理事長が顧客訪問を実施し、愚直なまでの「現場主義」と「顧客目線」にこだわっている。
今回の紹介はここまでとします。
興味や関心を持たれた企業はあったでしょうか?
私は光岡自動車と広島市信用組合です。