地元で頑張る「ご当地企業」を紹介します。③
引き続き、「地元の力を生かすご当地企業」のなかで、紹介されている企業です。
1 徳武産業(香川県さぬき市)
- ケアシューズの日本一のシェアを持つ
- 他社に先駆けて高齢者が履きやすい靴を開発・販売
- 高齢者のニーズに応えるため靴業界の常識では考えられない靴の片方販売を開始
- 高齢者の場合、病気やむくみなどで左右のサイズが異なることも多く、一方の足に負担がかかり靴の寿命が左右に差が出ることも珍しくない。
- そのため、先に傷んだ片方の靴だけ欲しいという声に応えるべく片方の販売を開始
- より多くの靴メーカーが片方販売を行うことが、高齢者社会にとって良いと考えているため、この販売方法でビジネス特許を取っていない。
2 ピュール(福岡県糸島市)
- 化粧品や健康食品販売業者の相手先ブランドによる生産供給で業容を拡大
- 企画・開発から製造までを一貫対応できる体制を構築
- やると決めたらスピード感を持って実行、ダメだと判断したら即撤退、とメリハリの効いた経営方針
3 リモート(大分県別府市)
- 無線式情報通信システムを開発、販売。畜産農家から注目を集めている。
- 同社が開発した繁殖農家向けの分娩監視・発情発見システム「モバイル牛温恵」が普及機に入ったため。
- モバイル牛温恵は、牛の分娩兆候として体温が微妙に低下する点に着目したシステム
- 出産が始まる約24時間前に表れる体温変化を検知してメールで通知
- これにより、畜産農家は余裕を持って出産に立ち会うことができるようになり、分娩事故の減少にもつながる。
4 タイヨー(鹿児島市)
- 鹿児島県内最大手のスーパー
- すべての店舗を抜き打ちで巡回し、顧客目線でのチェックを徹底
- 社長の清川氏は「お客様には良質の商品を最も安い価格で提供し、社員には生活の安定と満足して働ける職場を創り、流通業を通じて地域社会の発展に寄与する」と語っている。
以上、地元で頑張る企業を紹介しました。
ここで紹介した企業以外でも、もっとたくさん地元で頑張る企業はあるので、今後も紹介したいと思います。