18歳まで医療費が無料となります。埼玉県本庄市
お得(と思う)自治体の取り組みを2つ紹介します。
18歳まで医療費無料化=埼玉県本庄市
- 埼玉県本庄市は2019年度、子ども医療費無料化事業の対象を中学3年生以下から高校3年生以下まで引き上げる。教育費の負担が大きい子育て世帯の負担軽減と子どもの健康維持が狙い。
- 市は現在、0歳児から15歳に達した年度末までの子ども医療費について、通院、入院とも無料化の対象としている。所得制限はなく、18年度は約3億800万円を予算措置している。
- 来年4月1日から医療費無料化の対象を3年間拡大し、18歳に達した年度末までとする。
(以上 時事通信より)
今や子育て支援の定番ともいえる子育て医療支援についての情報です。
高校生まで入院、通院とも無料ということですが、最大限の内容だと思います。
本庄市は新幹線を利用すれば約50分で東京に行けることができ、比較的、利便性がよさそうに思いますが、そのような自治体でもここまでの内容にするのですね。
近隣の自治体も、「本庄市と同じレベルの内容にしないと、子育て世帯が転出しまう」と思っているのではないでしょうか。
道外学生に就活交通費補助、Uターン促進の一助=札幌市
- 札幌市は8月23日から、市と周辺の計12市町村を就職活動で訪れる北海道外に住む学生に対し、交通費の補助を始めている。
- 利用は1人1回までで、UIターン就職を促進し、地元企業の人材確保を支援するのが狙い。
- 事業は札幌、小樽、岩見沢、江別、千歳、恵庭、北広島、石狩の8市と当別、南幌、長沼の3町に新篠津村を合わせた「さっぽろ圏」の広域連携の一環
- 補助対象となるのは道外在住の大学(院)、短大、専修学校と高専の学生で、1社以上の採用面接または2市町村以上の企業でインターンシップに参加することなどが条件となる。
- 補助の上限額は、エアドゥの就活支援の割引運賃を参考に、東北、関東、中部在住者で各1万2000円。九州・沖縄は1万8000円だが、いずれも利用した飛行機や鉄道料金の片道分の方が安い場合は、交通費の半額を支給する。
- 学生が申請するには、市が東京に設置している札幌UIターン就職センターへの登録が必要
(以上 時事通信より)
実際に「就職する」のではなく、「就職活動」に対して対象となる事業です。
学生にとってはありがい事業ですね。何しろ1万2000円も支給されますから。
ただ、就職活動で札幌に行った学生が、どれくらい札幌に就職するか。
多くの学生が「さっぽろ圏」に就職すればいいですね。