自治体のお役立ち情報。兵庫県伊丹市では、4歳児と5歳児の保育料が全額無償化となります。
自治体のお役立ち情報です。
1 兵庫県伊丹市
- 伊丹市では、市内在住で幼稚園や保育所に通う4、5歳児の保育料について、2018年度から全額無償化
- 市民の意見を踏まえ、保育所も無償化の対象に加え、幼児教育を受けやすい環境を整える。
- 公私立の幼稚園児は原則、保育料を無償。公私立の保育所も同様に全額無償とする。
- 認可外の保育施設や市外の就学前施設も対象
- 一方、制服や体操服などの費用は無償化の対象外で、保護者の実費負担になる。
<時事通信より>
国は2020年度から幼児教育無償化を始めようとしています。
2019年度から一部先行して始まりますが、伊丹市ではさらに早く始めようというものです。
認可外も含めているのは大きな特徴だと思いますが、該当する方はうれしい制度ですね。
2 茨城県常総市
- 常総市は、市外在住者を対象に特典付きの「常総ふるさと市民証」を発行する制度を設けた。
- より多くの人に訪れてもらって交流人口を拡大し、将来的には移住につなげたい考えだ。
- 対象は、登録時に市外在住で、市に愛着や関心を持っている人
- 登録後に発行される市民証を市内の協賛店舗で提示すれば、割引や粗品のプレゼントといった特典が受けられるほか、市内のイベント情報などをメールに配信する。
- 登録は専用の用紙かインターネットのいずれかで行い、登録用紙の場合は郵便かファクスで市に送るか、窓口に直接持参
- 市民証の裏面にはスタンプを押す欄を設けており、観光施設や協賛店舗で10カ所以上集めると、プラスチック製のカード型「プレミアム市民証」と交換できる。<時事通信より>
人口減少対策として、「交流人口」を増やそうという取り組みです。
交流人口の拡大については、最近、注目されてきた考え方ですね。
常総市に関わりがある方はお得な情報だと思いますし、他自治体にも同様な制度ができるのでは。
みなさんが訪れることが多い市町村で、このような制度がありませんか?
3 千葉県鎌ケ谷市
- 鎌ケ谷市は2018年度から、経済を活性化して雇用と消費を拡大するため、企業誘致に関する助成制度を始める。
- 企業だけでなく、立地場所の所有者も助成する。
- 市有地が少なく、工業団地もない事情を踏まえ、民有地の協力を得る狙いがあるという。
- 対象企業として、製造業や運輸・物流などの業種を指定。また、若い世代が安心して子育てできるまちづくりを進めるため、産科と夜間診療を行う小児科の一般診療所も助成対象に加えた。
- 進出企業に土地を売却、賃貸した所有者に対し、その土地の固定資産税と都市計画税の納付相当額を1~3年間交付する。企業側には同様に3~5年間、企業立地奨励金として交付。また、既存の市内企業の施設増設も助成し、再投資を後押しすることにした。<時事通信より>
企業誘致の施策で、企業に対する支援が一般的ですが、土地の提供者に対しても支援する施策は珍しいと思います。
また、多くの人を雇用する製造業だけでなく、産科や小児科も対象としているのことも珍しいですね。