子育て支援情報 第4子以降には祝い金100万円
引き続き、全国の自治体の子育て支援情報をお伝えします。
1 大分県豊後高田市
第4子以降には祝い金100万円
- 大分県豊後高田市は、2019年度から子どもが生まれた世帯に支給する祝い金を大幅に拡充する。
- 第4子以降には合計で100万円を支給
- 18年度までは第1子と第2子がそれぞれ5万円、第3子以降は10万円だったが、これらを拡充し、第1子と第2子は10万円、第3子は50万円、第4子以降は100万円を支給する。
- このうち第3子は子どもが2歳になるまで3回に、第4子は3歳になるまで4回にそれぞれ分けて支給し、継続的な支援とする。
(以上 時事通信より)
子どもが産まれたら現金支給というのは、わかりやすい施策でインパクトもあると思います。
第4子まで出産する人はなかなかいないと思いますが、「100万円」というわかりやすい金額での支援で、少しでも4人出産する人が増えればいいですね。
2 岡山県井原市
幼児教育・保育料無償化の対象外保育園児も無償にします。
- 岡山県井原市は、10月からの幼児教育・保育無償化に合わせ、対象外の園児の保育料も独自に無償とする。
- 無償化の対象から外れる認可保育施設を利用する住民税課税世帯の0~2歳児を342人と見込み、関連経費として2019年度当初予算案に約4700万円を盛り込んだ。
- 一方で9月までは、16年4月から実施している就学前第2子以降の保育料無償化事業を継続。認可外施設の利用料についても、市独自に無償化する方向で検討している。
- 保育料無償化に加え、幼稚園の給食代の一部無償化や、子どもの医療費無償化を満15歳から満18歳までに拡大するなど子育て支援に力を入れ、移住や定住を増やしたい考え。
(以上 時事通信より)
かなり子育て支援に力を入れていますね。
0~2歳児の保育料が無償化になるのはうれしい取り組みです。
でも、今後、待機児童が発生しないかは心配な点ですが。
井原市のHPを見ると、岡山県倉敷市や広島県福山市に車で40分と中規模な都市にも近いですし、もちろん自然にも恵まれています。
「はれの国」の岡山ですしね。
3 茨城県つくば市
中学3年生の学習塾代を助成します。
- 茨城県つくば市は2019年度から、中学3年生に当たる学年の学習塾代を月5000円助成する。
- 生活保護や就学援助の受給世帯が対象で、最大20人まで支援する。
- 同時に、無料学習塾も19年度、12カ所に拡充する予定。
- また、19年度から子どもの未来を支援する事業への寄付を募り、「つくばこどもの青い羽根基金」として積み立てる。集まった寄付金も事業費に充てる方針だ。
(以上、時事通信より)
学習塾代の支援はかなり対象が限られますね。
無料学習塾も拡充されますが、「経済的に困難な子ども」が対象となっています。
予算はかかると思いますが、幅広い子どもが対象となるような学習支援が実施されればいいですね。