子育て支援、第2子まで拡大=福井県
役立ちそうな自治体の取り組みを紹介します。
子育て支援、第2子まで拡大=福井県
- 福井県は、第3子以降の保育料などを無料にする「3人っ子応援プロジェクト」について、対象を第2子まで拡充する方向
- 経済的な理由で希望する数の子どもを持てない子育て世代の負担を軽減するのが狙い。
- 県子ども家庭課によると、3人っ子応援プロジェクトは06年度にスタート。所得制限を設けず、0~5歳の第3子以降の保育料と一時預かり、病児保育を無料にしている。こうした施策も後押しとなり、05年に1.50だった県内の合計特殊出生率は、18年に1.67に上がった。
- 国が10月に始めた幼児教育・保育無償化施策は、すべての3~5歳児と住民税非課税世帯の0~2歳児が対象となっている。県は市町と協議した上で、国の制度から外れる第2子らを含めた具体的な支援を検討。サービス対象のほか、支援の開始時期、所得制限を設けるかどうかについて決める。自宅で育児をする家庭にも支援を広げる方針だ。
(時事通信より)
合計特殊出生率が高いですね。
経済的支援だけでなく、福井県は子育て世代が働きやすい環境だったと思ます。
少し前の調査ですが、ソニー生命保険株式会社が、2017年11月7日~11月15日の9日間、全国の20歳~59歳の男女に対し、「47都道府県別 生活意識調査」をインターネットリサーチで実施しました。
その結果、
【子育てしやすさ自慢】では、
1位「福井県」(27.0%)
2位「鳥取県」(22.0%)
3位「滋賀県」(20.0%)でした。
また、「全47都道府県幸福度ランキング2018年版」(一般財団法人日本総合研究所編)によると、福井県が総合1位となっています。
(しかも、2014年版、2016年版に続いて、3回連続して1位)
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/brandeigyou/ranking_d/fil/ri-huretto.pdf
福井県の特徴として、3点あげられています。
①確固たる産業基盤があり、雇用が非常に安定。働く女性も日本一
②子どもから大人まで学び続ける環境が充実。日本一の教育県
③三世代同居・近居で家族が助け合うライフスタイル。高齢者も活躍
福井県は地味なイメージですが、住みやすい県だということがわかります。
北陸の気候が問題ですが、2018年版のベスト5を見ますと、
1位:福井県
2位:東京都
3位:長野県
4位:石川県
5位:富山県
と、北陸が3県、長野県を含めると、「寒い」「雪が多い」県が4県入っています。
冬の状況は、あまり問題ではないということでしょうか。